肩脱臼の関節鏡手術の種類

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肩脱臼関節鏡手術

肩の脱臼が起こると、関節唇という前方の土手の部分が損傷します。この関節唇を修復する手術方法が、関節鏡視下関節唇形成術です。

次に、肩の脱臼の時に、グレノイドと上腕骨頭がぶつかり、上腕骨頭が陥没することがあります。その部分をHill-Sachs lesionと呼びます。この陥没が大きい場合、陥没部を覆うためにRemplissageという手術を行います。

グレノイドが脱臼により欠損することがあり、その場合、そのグレノイドを元の大きさ以上にして安定性を増すために、グレノイドの解剖学的再建すなわち関節鏡視下解剖学的関節窩再建術を行います。これが、英語にするとArthroscopic Anatomical Glenoid Reconstruction(AAGR)になります。

加えて、脱臼したことにより、上腕骨頭にくっついている腱板が切れてしまう腱板損傷を合併することがあります。その修復のために、関節鏡視下腱板修復術を行います。

まとめ

1️⃣関節鏡視下バンカート修復術

2️⃣レンプリサージ

3️⃣関節鏡視下解剖学的関節窩再建術

4️⃣関節鏡視下腱板修復術

になります。手術想定時間は、1️⃣45分 2️⃣15分 3️⃣120分 4️⃣60分 が目安になります。

治療方針は、MRI画像ならびにCT画像を元に決定します。肩脱臼でお困りの方は、CTならびにMRI検査を行い、上記の形態を評価し、手術にて治すべきか、リハビリにて治すべきか、主治医との検討が必要です。

*関節窩欠損(グレノイド)のためには、AAGRの他の選択肢としてLatarjet法があります。

2023年7月まで地球の裏側ハリファックスの地で、スポーツ整形外科医として勤務していました。8月からAR-Exグループにてアスリート肩脱臼治療&国際戦略チーム&日本体育大学クリニックをメインに活動しています。肩脱臼の治療では3ヶ月で逆立ちを可能としています:自由に動き、かつ外れない肩へ。柔道チャンピオンを日本帰国後2年で輩出しています。

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