膝の疲労骨折と金属疲労 膝Photo by cottonbro studio on Pexels.com 2024.04.14 疲労骨折は、骨の金属疲労ですが、金属が折れる前に、金属のSOSサインがあります。それが、骨の吸収サインです(Gray cortex sign)。2週間以上続く痛みがある場合、レントゲンを撮影することで、疲労骨折の前段階を捉えることができるかもしれません。下の図は、膝蓋骨の疲労骨折のレントゲンです。発表した当時、世界で23例のみ報告され、私が経験したケースが24例目でした。疲労骨折は脛骨が50%と頻度が多く、ついで25%の足根骨、10%の中足骨と続きます。 関連