日本整形外科学会学術集会に合わせて来訪されたUCSF University of California, San Franciscoのスポーツ整形外科Dr.Benjamin Ma, Dr.Alan Zhang, Dr.William Smithらと産業医科大学若松病院内田宗志先生のお誘いで夕食会に参加することができました。
肩脱臼の手術方法について議論することができ、大変有意義な時間でした。最近、LatarjetからAAGRへ変更していたこと、allograftからautograftへ骨癒合の観点から変更したことは、非常に同意です。
私と内田先生のAAGR Tokyo style法は、double end-button法であり、スクリューを使用しないため、肩前方痛がなく、また、骨癒合率も100%であり、Latarjet法に必要な肩甲下筋スプリットを必要しないため、早期スポーツ復帰を可能とします。これかれもAAGR Tokyo styleを磨き上げたいと思います。
ちなみに産業医科大学若松病院内田宗志先生は股関節鏡のみならず、膝関節鏡、肩関節鏡、足関節鏡、肘関節鏡でも非常に卓越した技術を持ち合わせ、今回の日本整形外科学会学術集会にて英語で、野球選手の投球肘障害に多いUCL断裂に対する新しい手術方法:Shoelace repair with internal braceを英語講演されていました、この方法は、すでに英語論文になっており、その手術の絵を描いたのは実は私なのです。ぜひご覧ください。


