上記の選手は、ちょうど90日前にAAGR内視鏡手術を受けられた選手です。きれいな倒立で、ついカメラのシャッターを切ってしまいました。肩不安定症に対する内視鏡治療AAGR Tokyo styleでは90日で可動域制限なし、逆立ちを可能とするまで筋力回復します。地球の東端ハリファックスの食堂でAR-Ex林理事長、産業医科大学若松病院内田宗志先生と3人で語った『アジア1のスポーツ整形外科を創る』という大きな夢に向かって、私の役割である肩脱臼治療に邁進しています。
最近とても嬉しかったことがありました。肩脱臼治療AAGR術後8ヶ月で世界柔道大会にて一本背負いで金メダルという偉業の報告をいただき、やはりAAGR Tokyo styleの治療方針は間違っていなかったと確信しました。
山下文治先生(京都下鴨病院)から教わった「基本に忠実に手術では余計なことをしない」、Dr.Olufemi Ayeni(McMaster Univ. editor-in-chief of Journal of ISAKOS)から教わった根拠のある関節鏡治療Evidence-Based Medicine in arthroscopy、天賦の才があるDr.Ivan Wongに厳しく鍛えられた関節鏡技術、そして、内田宗志先生と議論しながら更なる精度を高めている『肩脱臼治療AAGR東京スタイル』でアジア1の肩脱臼治療集団を目指したいと思います。
このような時こそ、基本に忠実に、シンプルに、謙虚に、頼ってくださる患者様に対して競技レベルに応じて強弱をつけることなく、全ての患者様に全力で治療に当たりたいと思います。現在は、お陰様で代表レベルの選手も来られるようになりましたが、帰国当初の小生を頼ってくださった患者様を大切に、大切に、生涯フォローを心がけ、どこよりもきめ細かい治療に努めます。