スポーツ整形におけるshoelacing(靴ひも法)

person wearing a pair of blue low top sneakers
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関節鏡を使用することで、1mmの精度で肩の手術の操作をすることが容易です。抵抗性の石灰沈着性腱板炎に対しては、腱板を組織の方向に沿って縦切りし、石灰を除去後、上記のようにshoelacing靴ひもをかけるように腱板を縫っています。スポーツ整形外科領域の腱・靭帯再建にshoelacing靴ひも法を導入したのは、産業医科大学の内田宗志先生で、その方法にならい、私もできるだけ、腱・靭帯はshoelacingを行っています。私と内田先生共著によるshoelaceの論文は下記になります。

Kizaki, K., Hatakeyama, A., Utsunomiya, H., Philippon, M. J., & Uchida, S. (2019). Arthroscopic double shoelace capsular plication technique for the treatment of borderline hip dysplasia associated with capsular laxity. Arthroscopy Techniques8(8), e923-e927.

2023年7月まで北米東海岸ハリファックスの地で、スポーツ整形外科医として勤務していました。ダルハウジー大学スポーツ関節鏡部門での経験を通して、特に肩、膝について中心にお話しいたします。特に肩脱臼を一番得意にしています。3ヶ月で逆立ちを可能としています:自由に動き、かつ外れない肩へ。

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