胸が熱くなるストーリー:リーチ・マイケル選手

kigoa football on green grass during daytime
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今朝、ニュースを見ているとラグビー・リーチマイケル選手の胸があつくなる話に出会った。2019年ラグビーワールドカップでの日本代表ベスト8の偉業は、日本中に感動の渦に巻き込み、その感動の渦の中心がまさしくリーチマイケル選手でした。私の最も好きなラグビー選手です。

以下、西日本新聞の抜粋より

 20年3月、北九州市を訪れたリーチは痛みで歩くのもやっとの状態だったという。股関節唇損傷。悪化すれば日常生活にも支障が出るレベルだったが、手術で治る可能性も残されていた。内田医師がリスクも含めて説明すると、選手生命にも関わる判断を迫られたリーチは静かに耳を傾けて言った。「分かりました。リハビリ頑張ります」  痛めていた足首とともに手術に踏み切り、1カ月半の入院。誰にでも自然体で接するリーチ。地道なリハビリも弱音を吐かず、一つずつこなす。内田医師が、手術を前に不安を抱くラグビー部の男子高校生の話をすると、リーチは自らの病室に高校生を招いて「先生を信じよう」と激励し、サイン入りのジャージーを渡した。内田医師は「自らも苦しいはず。日本人より日本人らしい武士道精神を持っている」。

この記事の中で武士道精神というものを今一度考えさせられた。記事を通して、診察で診させていただいた患者さんに、より一層、真摯に、誠実に、向き合わせていただこうと気持ちを引き締める機会になった。ありがとう、リーチマイケル選手、まぎれもなく日本そしてニュージーランドのスーパーヒーローです。

2023年7月までカナダ東海岸ハリファックスの地で、スポーツ整形外科医として勤務していました。ダルハウジー大学スポーツ関節鏡での経験を、特に肩、膝について中心にお話しいたします。その中でも、特に肩脱臼を一番得意にしています。

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