昨日で帰国1年目クール(9月ー8月)が終了しました。カナダの東海岸ダルハウジーからTOKYOを本拠地として始動しました。手術全症例に対して、患者様に関節鏡手術ビデオをお届けでき、患者様ご自身の3Dボーンモデルを用意いたしました(手術後希望者にはプレゼント)。今後とも、手術を担当させていただきました患者様につきましては、生涯フォローという形で、どこよりも手厚く責任を持って担当させていただきます。
手術総数:120例(2023年9月ー2024年8月助手含まず)
肩関節鏡視下関節唇修復術(肩脱臼の手術)32例
肩脱臼AAGR(Arthroscopic Anatomical Glenoid Reconstruction)16例
肩関節鏡下腱板修復術40例
前十字靭帯再建術11例 他)膝MCL再建術、MPFL再建術、PCL再建術、肩鏡視下CCL再建術
帰国して1例も肩脱臼術後の脱臼は起きませんでした。ラグビー含めて術後3ヶ月復帰としています。また、腱の修復(再建)に対しては、野球選手の肘再建術のトミージョーンズ手術に代わる可能性が高いinternal brace with shoelacing(Soshi Uchida, MD, PhD考案)を、肩腱板修復や膝MCL再建術に採用し、良好な結果を得ています。