3月2日ー6日までアメリカ・ニューオーリンズでアメリカ整形外科学会(AAOS: American Academy of Orthopedic Surgeons)が行われました。人生初のAAOSでした。整形外科医になってから、ずっとAAOSの舞台に立つことを夢見ていました。AAOSでは、世界中の整形外科医が集まり、今回、私の肩脱臼関節鏡手術治療『AAGR Tokyo style 』が15分割り当てられて採択され、発表いたしました。

今年のAAOSは、ニューオーリンズというフランス文化の雰囲気のある街で行われ、アメリカ人からも人気の場所で、多くの方が訪れました。世界中の整形外科医も集まり、1年に1度、世界の整形外科の教科書が改訂される場所です。

音楽ジャズの街でも知られ、ニューオーリンズ空港ではジャズの生演奏がありました:毎日、内田宗志先生に連れ立ってモーニングランを行い、ミシシッピ川の景色を楽しみました。また、フランス文化の残るニューオーリンズの街並みの中を走りました。

AAOS会場では、『肩脱臼の最新治療』『前十字靭帯の最新治療』『肩・膝の再生医療』はじめ多くのレクチャーを聞いて、世界のドクター達と症例を議論しあう肩脱臼症例のケースディスカッションにも参加しました。フランス人医師のLatarjet法、アメリカ人ドクターのAAGR screwと有意義なディスカッションができました。
肩脱臼の治療方針では、LatarjetからAAGRへのシフトがアメリカでは起こっており、その理由としては、①肩の動きの制限が少ないこと ②Latarjetによる神経障害のリスクが、理由のようです。

また私の医学部生時代にスポーツ整形外科の道を切り開き、2年前に私の職場AR-Ex尾山台整形外科を訪れてくれたハーバードメディカルスクールの整形外科教授コーカー先生にも再会できました、

昨年の私の総手術数230例、肩脱臼関連手術数87例をお話しし、「なかなか頑張ってんじゃん」といただき、「カズが成長してくれてうれしいよ」と温かいフィードバックいただき、いつかコーカー先生の前でライブサージュリーできるところまでAAGR Tokyo styleを高めていきたいと思います。
肩脱臼治療の師匠Ivanにも会い、『AAGR TOKYO』いいじゃんと言っていただきました。Ivanはとてつもなく忙しく、ニューオーリンズ滞在時間12時間くらいで、複数の講演・手術レクチャーを行い、嵐のように去っていきました。現在、最も勢いのある肩脱臼外科医となっています。

多くのスポーツ整形外科医と出会い、メイヨークリニックのDr. Tokishはあらゆる質問に明瞭な解答をくださり、まさに天才でした。

そして、最終日、多くのアメリカ人整形外科医を前に、日本のDr. Mihata先生が30分という長時間にわたり、肩の腱板修復術の治療方法SCR superior capsule reconstructionのご講演をされました:まさしくSAMURAIでした。

近日中に私の発表まとめビデオがAR-Ex medical groupのインスタグラム(左をクリック)に3分動画でアップされます:カップラーメンを待つ間にご視聴ください、アーノルドシュワルツネッガーさんのアイウィルビーバックも聞けます。そして、私の講演肩脱臼関節鏡手術ビデオも、近日中にAAOS公式ウェブサイトにアップされる予定です。
次は、7月のAOSSMアメリカスポーツ整形外科学会に肩脱臼治療AAGR Tokyo sytleが採択されていますので、万全の準備をして、アメリカ再上陸したいと思います。
最後に、3月は、2度の土曜日診察がなくなり申し訳ございませんでした。できるだけ重ねて休診にならないように心がけます。
また、旅路で様々なトラブルがあり、新たな知見を得ました。
国際航空券でよくある入力ミスの解決法
飛行機の予約する時、名前をローマ字で入力しなくてはなりません。その時に、ごく稀ですが、誤ったスペルで入力してしまうことがあります。海外への飛行機は、基本三文字以内のスペルミスはスペルミスとして出国させてくれるようです。しかし、名前と苗字を間違えると、三文字で済まないので、キャンセル&チケット新たに購入になるようです。生年月日の間違いやパスポートの番号ミスは空港で変更してくれる場合が多いです。
ポイントは、スペルミスは三文字以内、名前と苗字の順番だけは間違えないことです。
アメリカ入国の時は、ESTAが必要なので、必ず行うようにしましょう。
海外のホテルのセキュリティ
海外のホテル(日本でもそうですが)、ドアを閉めると勝手にロックされるシステムです。しかし、とっての部分に異常があると、一見閉まっていそうで、押すと相手しまうことがあります。扉を閉じてから一度そのまま押してみてください、空いてしまう場合は、早急にフロントデスクに相談しましょう。

