手術は関節鏡という内視鏡を用いてできるだけ小さな傷口で行い、5mm程度の小さな傷口が肩の手術では3-5、膝の手術では2-3で低侵襲に行います。
肩関節鏡
関節鏡視下バンカート修復術 Bankart repair 60分
関節鏡視下レンプリサージ Remplissage 30分
関節鏡視下グレノイド再建術 AAGR 120-150分
関節鏡下腱板修復術 60-120分
関節鏡下上腕二頭筋腱固定術 30分
関節鏡下上腕二頭筋腱切離術 15分
関節鏡下肩峰下形成術 30分
関節鏡下肩鎖関節切除術 40分
関節鏡下関節唇修復術 60分
膝関節鏡
関節鏡下前十字靭帯再建術 90分
関節鏡下後十時靭帯再建術 120分
関節鏡下半月板縫合術 90分
関節鏡下半月板切除術 30分
関節鏡下MPFL再建術 90分
関節鏡下内側側副靭帯再建術 120分 (internal brace使用)
手術のための3Dモデル作成
手術を受けられる場合、患者さんご自身の肩・膝モデルを作成し、手術をシュミレーションします。Dalhousieスポーツ整形外科部門から肩・膝モデル作成のプログラムを譲り受け、AR-Ex尾山台整形外科に2台の3Dプリンターを導入(自宅に1台と計3台の3Dプリンターが稼働しています)しました。
手術ビデオ
手術ビデオについては、解剖学(体のどこの部分かの説明)と手術手技の具体的手順のコメントを付け加えた形で、手術を受けられた全患者さんにお渡ししています。また、この手術ビデオは、リハビリ理学療法スタッフも共有し、手術執刀医、患者さん、リハビリ理学療法士の3人が同じテーブルで、同じ方向を向いて、治療を行います。フォローは、術後3ヶ月だけでなく、生涯フォローという形になり、適宜、その手術ビデオを参照し、治療にあたります。